安全や安心、これらのカタチを絵に描き表すことはできるでしょうか。安全や安心とは何かを、一言で表現することはできるでしょうか 。確実に身近に存在しているはずなのに、非常に抽象的なものであり、答えや完成系を誰も知りません。
それでも私たちは、世界中の皆様の平穏を追求し続け、誠実に業務を遂行し、時代と共に進んでいきます。
安全や安心のカタチは、時代ともに変化します。完成系はありません。人類の生命を守り、社会生活の維持に密接に寄り添う私たちにとって、立ち止まることや変化する時代の追従を恐れることは、許されないのです。
私どもの使命は、5分後に差し迫るかもしれない危機や、明日わが身に降りかかるかもしれない事件・事故の抑止はもちろんのこと、10年先、100年先の安全や安心のカタチを「想像」し続け、「創造」していくことでもあります。
答えのない問題に挑み続けることが、世界の平穏な未来へ繋がると信じて。
創業者である馬場金弘が、昭和46年4月6日(火)に東海警備保障株式会社を創業するにあたり、「警備業」を通じて少しでも社会に貢献できる企業体にしたいという思いを念頭に、会社経営の理念・方針を次のとおり「社是」とし、これを公表し、企業経営の骨幹とすると宣言 しています。
We constantly recognize sense of public duty of the enterprise and Contribute society by the performance of our duties.
We constantly create customers and meet their confidence so that Our company may prosper.
We constantly aim at promoting welfare for our brothers and progress steadily by the positive planned management.
警備業務は、夜間等の人目がない場所でも行われます。
だからといって、「誰も見ていないからやらない」「誰も見ていないから手を抜く」ということは許されず、業務を誠実に履行する者であることが我々には求められるのです。
警備業務の成果は「事件・事故を起こさない」「未然に防ぐ」など、無形のものであり、成果を数では計ることができない以上、誠実な業務の実施こそが社会からの警備業務に対するニーズを生み出しています。
犯罪や災害等、社会の損失を防ぐための努力は、社会生活を営むすべての者の責任と義務ですが、警備会社である我々は、人々の義務と責任を契約によって代行し、引き受ける会社です。
そのような業務は、強い道徳心によって自分自身を律し得る者でなければ成しえず、社会と公共の利益を中心とした考えと行動が求められます。
企業は、社会からのニーズを満たし社会に貢献することによって、その存在価値が生まれます。
警備会社である我々に対するニーズとは、犯罪や災害などに 対する機敏な対応であり、それが契約者と我々の利益(営利としての利益のみならず、損害の防止や信頼の向上等、さまざまな面での利益をいう)に繋がっています。
犯罪の予防としての警備は「犯罪者を世に作り出さない」行いでもあります。
警備会社は全ての人々に対し、人間的な愛情に基づいて、人間が罪を犯す条件を排除し、悪人を世につくり出さない環境を作る社会的奉仕を担っているのであり、そのためには強い人間愛が必要であると捉えています。