中部圏の空の玄関として、さらには、我が国の発展を支える国際拠点空港として大きな役割を果たしている、中部国際空港セントレア。便利な交通機関である航空機も、米国同時多発テロのように悪用されれば、一度に多数の人の命を奪う凶器となるため、国際的な規程等に基づく高品質の警備実施が昼夜を問わず求められています。
東海警備では、名古屋空港時代から空港警備を担い、その実績が認められ、セントレアの警備は開港前から担当。現在、空港会社と直接契約を結んでいる地元警備会社は当社のみ。これからも中部圏の空の玄関の安全を守るべく、昼夜を問わず警戒を続けます。
航空貨物取扱エリアや燃料貯蔵エリアのほか、空港の中枢である管制塔の警備、2018年にオープンしたテーマパーク「フライト・オブ・ドリームズ」の警備なども当社が担っています 。国際線ターミナルでは、搭乗客のパスポートチェック(本人確認業務)なども担い、空の安全を守っています。
日本の空港からテロリストが航空機に乗り込み事件を起こせば、その影響は日本国内だけにとどまりません。空港のあらゆる箇所からテロ行為がはじまるおそれがあるため、そのポジションの警備であっても、厳格なルールに基づくオペレーションが要求されます。
テロ対策の観点から、空港での警備業務を行う際には、国家資格である「施設警備業務検定1級/2級」や「空港保安警備業務検定1級/2級」の配置が警備業関係法令で義務付けられており、基準に基づき、エリアごとに絶え間なく資格者を配置しなければなりません。
空港や航空機の安全を守るためには、その業務に応じた専門的なスキルが要求されます。世界中で航空保安に関する一定水準の教育が行われるよう制定された基準などに基づき、定期的な教育訓練を社内で開催し、専門的スキルの維持や向上に努めます。
先述のとおり、空港警備に従事するには国家資格が不可欠であることから、入社1年目から複数種の資格を取得することが求められます。筆記試験と複数の実技試験で構成される資格取得試験に合格できるよう、必要な社内トレーニングをトレーナーが行います。
ほか多数(敬称略。過去実績等含む)